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文慈部:あなたをそこから自由にする名文たち

シリーズ:偉紡文

偉人が紡ぐ名文。Vol.9 ―ソロモン王編

サミュエル・スマイルズの 「品性論」 からの文です。
この前後では特に言葉というものの重みと怖さに激しく言及しています。洋の東西を問わず似たような表現は他にもあり、有名なところでは 「沈黙は金、雄弁は銀」、また古代中国にも 「知るものは言わず、言うものは知らず (老子)」 とあります。いずれの言葉も大事にしたい。
そもそもこのスマイルズの 「品性論」 という本。あふれんばかりの珠玉の名言と偉人たちの知られざるエピソードの宝庫。プラトンにピタゴラス、ヴォルテールにモンテーニュ、おまけにジェレミー・ベンサムも・・・。私としては伝えたいことがいっぱい。人間力向上のためにずっと読み続けていたい。忘れたくないのでどうにか脳裏に焼き付けたい。そう思わされます。一読の価値ありです。

シリーズ:偉紡文

偉人が紡ぐ名文。Vol.6 ―ヘルマン・ヘッセ編

ヘルマン・ヘッセはドイツ生まれのスイスの小説家。とは言うものの文学史上の分類では、一応20世紀前半のドイツ文学を代表する文豪とされています。この辺のお話に関しては、なにぶん時代が時代なもので、このようにややこしくなってしまうのも致し方ありません。私は今までずっとドイツの作家だと思っていました。

シリーズ:偉紡文

偉人が紡ぐ名文。Vol.5 ―ルイ・パスツール編

よく引用される文でもあるのですね。今回は2つの書籍からです。
後者の本では 「偶然は心構えのある者に味方する」 となっています。若干の言葉の違いがあっても、言わんとしていることは変わりません。
さて、パスツールは19世紀のフランスの細菌学者。そういった職業だからでしょうか、想像を絶するだけの実験と試行錯誤を繰り返したであろう彼ならではの言葉に思えます。この想いの下に多くの発見をしたのでしょう。